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  • 2015.01.20

マッスル坂井の「ザッツ・リビング・レジェンド」 #29

マッスル坂井の「ザッツ・リビング・レジェンド」第29回  発表!ネットプロレス大賞2014

プロレス業界随一の分析力とプレゼン能力を持つマッスル坂井が、業界のリビング・レジェンドの凄さを、独自の視点で『ビッグファイト』読者に紹介! ……というコーナーですが、最近は雑談メインになりつつあります。
 
収録日:2015年1月16日 聞き手:松本真一


――「ネットプロレス大賞」、発表されましたね。見ました?

坂井 もちろんですよ。ブラックアイさんが発表のツイートしてたのを、貼りついて見てましたよ。ちょっと結果を振り返りましょうか。まず「最優秀プロレスを伝えたで賞」。

――ボクらマスコミはある意味一番気にしますよ。

坂井 そうですよね。で、松本さんたちが編集してらっしゃる『KAMINOGE』の順位は……。

――12位です。

坂井 意外とそんなもんなんですね。

――去年は6位だったんですけどね。でも去年は「最優秀マスメディア賞」だったのが「プロレスを伝えたで賞」に名前が変わったじゃないですか。我が編集部内では「あの改名は『KAMINOGE』潰しだ!」って話題騒然ですよ(笑)。

坂井 『KAMINOGE』がプロレスを伝えてるかといったら微妙ですからね……。このサイト『THE BIG FIGHT』はどうなんですか?

――えーと……入ってないです。

坂井 あれって、誰か一人でも投票すればランキングには載るんじゃないの?

――そうですね。投票者368人で、ひとり3票持ってるはずなんで、その1104枠に入らなかったですね……。

坂井 そうか……。松本くんが編集長をやった、ムックのほうの『BIG FIGHT』は?

――これもないですね……。いや、でも発売が年末だったしこっちはしょうがないですよ……。

坂井 そうかそうか。雑誌系は厳しいのかな? いや、でも最近ね、スマホであれ読んでるんですよ。ドコモがやってる『dマガジン』。知ってる?

――月400円で、いろんな雑誌から抜粋された記事が読み放題ってやつですよね。

坂井 そうそう。あれに『週刊プロレス』も入ってて、コラムとか以外のカラーページはだいたい読めちゃうんですよ。『週刊プレイボーイ』の記事も案外載ってる。グラビアが載ってるのと載ってないのがあるけど。あとは『日経エンタテインメント』とか『ダイヤモンド』とか『東洋経済』とかそういうのもあるし。

――そんな雑誌の半分ぐらいが読めちゃうと。なんか宣伝みたいであれですけど。

坂井 そう。で、けっこう高画質で、片ページをそのまま取り込んでるだけじゃなくて、スマホ、タブレット用にページを組み替えてるとこもあったりして。130万人ぐらい利用されてるんですよ。記事ランキングとかも見れるし。

――どういう記事が人気なんですか?

坂井 えっとね、やっぱり『SPA!』の特集が上位に入ってきたりとか。

――ああ、やっぱりちょっとゲスい系の記事が?

坂井 いや、でもゲスすぎるやつは読めないようになってるんですよ。最近の『SPA!』だったら、「今年は副業はこんなのがおいしい」みたいなのはランクインするけど「セフレの作り方」みたいなのは見れないわけ。表紙に書いてあったから見ようかなと思ったんだけど。

――まあまあ、セフレを作りたいかどうかはともかく、その記事は見たいですよね(笑)。

坂井 でも、あれ読んでて思ったのが、確実にネットの記事よりおもしろいじゃん。

――確実にってことはないですけど、良い雑誌のはそうですよね。

坂井 『水曜日のダウンタウン』とかって、インターネットのおもしろサイトと似たような企画やるじゃん。でも、やっぱり「あの番組はおもしろい」って言うわけでしょ。そういう感じって出るよね。

――企画は同じでも、テレビのおもしろい人が集まって、お金かけてやると底力を感じますよね。実際、『オモコロ』ってサイトの「ノムさんの本は本当に使いまわしばかりなのか検証してみた」 って記事が、『水曜日のダウンタウン』で「野村克也 著書の中でエピソードの再生もすごい説」っていうVTRで使われたことあるんですよ。パクリじゃなくて、その記事の作者本人も映像中に出てて、あらためてテレビの力で同じ内容を検証したら、やっぱり圧倒的にテレビでやるほうがおもしろいんですよ。ノムさん本人も出てたし、プロってやっぱり凄いなって。

坂井 なるほど。それと同じで、雑誌もやっぱり、プロが作ってるものって底力を感じるわけですよ。だから、スマホで雑誌の一部記事がタダで読めることは、みんなが雑誌を買うことに繋がってると思いますよ。

――試し読みは雑誌側にとってマイナスにはなってないだろうと。

坂井 でしょう。『dマガジン』で週プロをずっと読み続けてたら、週プロを買うような気がしますね。読んでるうちに習慣づいちゃうでしょ。いま、『dマガジン』見たほうがいいっスよ、ホント。今日、ツイッターでも、DJ急行くんたちが「『dマガジン』の週プロってどんぐらい読めるんですか?」「半分ぐらいかな」「じゃあ入会してみます!」「立ち読みよりはじっくり読めると思います」って会話をしてるのを見ましたよ。

――へえー。

坂井 俺なんて、冬は自動車で移動できないんで、新幹線移動のいいお供ですよ。話を「ネットプロレス大賞」に戻すと、『ベスト興行』ではDDTがギリギリ1位を死守しましたね。

――でも2位から5位までまた全部新日本なのも凄い。

坂井 DDTはビッグマッチを一発しかやってないから、そこに票が集中しやすいんだけど、新日本はいい興行がいっぱいありすぎてわかれちゃってる。

――ああ、そういうことですよね。

坂井 だからこそDDTはそこを獲っときたいとこなんでしょうけど。で、ベストバウトは、金沢さんが『ゴング』で書いていたAJスタイルズvs鈴木みのるでしたね。あのランキングの中になぜか男色ディーノvsマッスル坂井が入ってたの、気づきました?

――10位に入ってますね(笑)。

坂井 うれしいことですよね。次がMVP。1位は811点、棚橋弘至選手。

――納得の1位。2位がAJスタイルズ選手(787点)、3位、HARASHIMA選手(658点)。

坂井 DDT票を一気に持ってったね。

――4位が中邑真輔選手(496点)、5位がオカダ・カズチカ選手(284点)、6位が飯伏幸太選手(167点)。7位が柴田勝頼選手(162点)、8位が石井智宏選手(144点)、9位が木高イサミ選手(140点)、10位が関本大介選手(125点)。で、11位が藤本つかさ選手(124点)。女子だと一番上ですね。

坂井 ほうほう。

――そして12位が……スーパー・ササダンゴ・マシン(123点)。

坂井 で、出たー!(笑)。
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